ひな人形や五月人形の処分はどうすればいい?人形供養ができるところは?

子どもの成長を祈って飾るひな人形や五月人形は、日本に昔から伝わる伝統行事ですね。

ところが大人になってもう飾らない、引越しなどで部屋が狭くなって飾れない、自分の子ども用もあるので、いくつもいらない……といった理由で不用になる場合があります。

ひな人形や五月人形はごみとして処分してもいいのでしょうか?

魂が宿るらしいので供養した方がいいのかも?とお悩みの方に、ひな人形・五月人形の処理方法と全国の人形供養をしてくれるところをご紹介します。

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ひな人形・五月人形の処分はどうすればいい?人形供養すべき?

ひな人形や五月人形は子どもの成長を祝うために飾ります。

特に生まれた年に迎える3月3日や5月5日は「初節句」と言って、両親や赤ちゃんにとっての祖父母からひな人形や五月人形をお祝いに贈られることが多いようです。

しかし、子どものころは毎年飾っていた家庭でも、次第に飾らなくなるということがあります。

女性は結婚して嫁ぎ先にひな人形を持って行く場合がありますが、嫁ぎ先にもひな人形があるとか、女の子が生まれてまたお祝いにひな人形をもらるということになると、一家にひな人形が何セットもあるということになります。

そうなると保管場所や飾る場所に困りますね。
かと言って、ごみに出していいのかどうか?迷うところです。

さらに男性の場合は、結婚した後も五月人形を飾るということは少ないのではないでしょうか。

ひな人形や五月人形の処分の方法

このようにひな人形や五月人形をどうにかしたいという場合の方法は4つあります。

    • 素材ごとに分別してごみとして処分する
    • リサイクルショップに出す
    • フリマサイトで売る
    • ほしい人に譲ってあげる

では、それぞれの方法について、詳しくご説明していきます。

ひな人形・五月人形をごみとして処分する

お祝いにいただいたひな人形や五月人形をごみとして処分するのは心苦しいという方がいると思いますが、そこは割り切ってごみに出す方法があります。

その場合は、自治体のごみ出しのルールに従ってくださいね。

人形本体には木、布、プラスチック、金属などさまざまなものが使われています。
そのため、自治体の家庭ごみ(燃えるごみ)としては出せない場合がほとんどです。

その場合は、大きさによって粗大ごみと不燃ごみ(燃えないごみ)に分けて出すという方法があります。

不燃ごみは自治会などで決められたごみ捨て場所に出します。粗大ごみの場合は、自治体の粗大ごみ回収センターなどに連絡して、処理券を購入して取りに来てもらいます。

粗大ごみの回収は家の前に出しておくことが条件になっていることが多いようです。
不燃ごみとして出す場合も、粗大ごみとして出す場合も、近所の人の目につくのが心配ですね。

「あそこのおうち、ひな人形捨てていたわよ」

なんて噂にならないとも限りません。

それも割り切って出せる人は、一番簡単な処理方法です。

ひな人形・五月人形をリサイクルショップに出す方法

リサイクルショップは売れるもの、つまり「ニーズがあるもの」ならお金で買い取ってくれます。

ひな人形や五月人形を買い取ってもらう場合は、きれいな状態であることが前提です。

人形の一部をねずみがかじっていたり、お飾りが欠けていたりしたら商品価値がないので買い取り価格はつきません。

またひな人形の5段飾りなどは人形の種類や小道具などがたくさんあります。

それらがすべてきれいな状態で保存されていることが求められます。

さらにひな人形や五月人形は「お祝い」として贈ることが多いため、誰かのおさがりを好まないという人が多いようです。

リサイクルショップで売れるかどうかは店の人の判断になります。
リサイクルショップに持って行って、買い取り価格がつけばラッキーと考えておくといいでしょう。

フリマサイトで売る

メルカリやラクマなどのフリマアプリで売る方法やオークションサイトで売る方法があります。

ただし、古いものはなかなか買い手がつきませんし、傷や汚れがないことを証明する必要があります。

  • 商品の状況を説明するためのコメントのやりとりがめんどう
  • 値下げ交渉がめんどう

といった煩わしさもあります。

さらにフリマアプリでの販売は、送料無料の方が売れやすい傾向があります。

本など薄くて軽いものなら送料は安いですが、ひな人形のように大きなものは送料がかかります。
そうなると売れても利益が出ない……なんてことも起こり得ます。

あまりお得な方法ではないと言えますね。

ひな人形・五月人形をほしい人に譲ってあげる方法

知り合いなどを通じてほしいと思っている人に譲ってあげるという方法があります。
これはお互いに顔が見える相手なので、比較的抵抗がなく譲り渡しができるでしょう。

ただ、本当にほしいと思っているかどうかをよく確認する必要があります。

「声をかけてもらったから断りにくくて仕方なく引き取った」となると、相手に迷惑がかかります。

また、受け取る本人はほしいと思っていても、周囲が「ひな人形を人のおさがりをもらうなんて」と言われる可能性があります。

このようにひな人形・五月人形はなかなか扱いが難しいものだと言えます。

なお、最近は自治体やインターネットなどで「あげます・ください」というサイトが出来ていて、ほしい人と不用になった人がお互いに連絡を取り合って譲り合うシステムがあります。

捨てるのは抵抗があるという方は、一度こういったシステムを利用して呼びかけてみるといいでしょう。

ただ、こういったシステムでは、「どうしても必要だが購入するお金がない」「一時期しか使わない(ベビーベッドなど)が、その期間はどうしても必要」というものはニーズがありますが、ひな人形や五月人形に関してはどれだけニーズがあるか不明です。

もらった人がまた置き場所に困るという可能性もあります。
一度、投稿してみて様子を見るといいでしょう。

では、次に人形供養の方法について、説明していきます。

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ひな人形・五月人形の処分方法 人形供養ができるところ

人形供養は神社や寺院などでおこなっています。

毎月供養をしているところと、年に1回だけというところがありますが、当サイトで全国各地の人形供養ができるところをご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

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