屋根裏

せっかくネズミ駆除をしても、またいつの間にかネズミが入ってくる……。
それでは意味がありません。

しっかり駆除をして、再度ネズミが侵入しないためには、ネズミが入り込む侵入口とネズミの通り道(経路)をふさぐことが重要です。

このページではネズミ駆除を確実にするために知っておくべきネズミの侵入口と経路をご紹介します。
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住居に入り込むネズミは主に3種類

家ネズミ
ネズミの仲間は1300~1800種類もいると言われていますが、日本の家屋に侵入するネズミは大きく分けると「ハツカネズミ」「ドブネズミ」「クマネズミ」の3種類です。

ハツカネズミは体長が10cmほどで小さいですが、ドブネズミは25cmにもなる大きいものがいます。

それぞれに生態が異なるため、確実に駆除する必要があります。

ハツカネズミの侵入口と移動経路

ハツカネズミ
ハツカネズミは体長が10cmほどで、家屋に住み着くネズミの中では小さい部類に入ります。

しかし、小さいからこそすばしっこくて、ちょっとしたすきまや穴から侵入してしまいます。
侵入経路としては、次の点が考えられます。

  • 床下の通気口
  • エアコンの室外機や設置の穴
  • 換気扇
  • 雨戸の戸袋
  • 壁のヒビ割れ

ハツカネズミが住み着く場所

ハツカネズミは壁際を移動して、押入れの中や倉庫などに住みつきます。

昆虫が好きで好奇心が旺盛なため、家庭内で昆虫を飼っている場合は注意が必要です。
また、穀物(米や小麦粉、麦など)を好むので、台所や倉庫に置きっぱなしにしていると袋をかじって中身を食べる可能性があります。

ただし、垂直移動はしないので屋根裏に侵入することはありません。

クマネズミの侵入口と移動経路

ネズミの侵入口
クマネズミは体長が15cmほどあり、ハツカネズミよりも大きいのが特徴です。
侵入口は次の通りです。

  • 屋根と外壁のすきま
  • 屋根と瓦のすきま
  • エアコンの室外機や設置口
  • 換気扇

クマネズミが住み着く場所

クマネズミは垂直移動が可能で、高い場所を好みます。また、警戒心が強いので人の目に入らないような屋根裏や天井裏などに住み着きます。

また、南方出身で暖かい環境を好む特徴があります。屋根裏や天井裏などに保温シートを貼っていると、それを材料に巣を作ることがあるので気をつけましょう。

ドブネズミの侵入口と移動経路

側溝
ドブネズミは体長が25cmにもなり大きなネズミです。その名の通り、ドブや排水溝、側溝、下水道などで生息しています。

家屋の侵入口としては、次の場所が考えられます。

  • 側溝
  • 汚水マス
  • 下水道
  • トイレや浴室などの配水管

ドブネズミが住み着く場所

ドブネズミは湿気を好むので、下水道やドブ、庭の池や水たまりなどに水を求めてやってきます。床下など湿気が多い場所に住み着くこともあります。

どう猛な性格で肉食なので、昆虫や魚などがいるとエサを求めてやってきます。

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ネズミの意外な侵入経路に要注意

屋根裏の荷物

ハツカネズミは荷物に紛れて侵入!?

特に小さなハツカネズミは、段ボール箱や引越しの荷物などに紛れて侵入する可能性があります。

大量に米や麦などを倉庫に入れっぱなしにする時も注意しましょう。

クマネズミはビルに住み着くこともある

ビルやマンションは機密性があり、ボイラーなどの配管が多くあります。

暖かい場所を好むクマネズミはそういった場所に住み着くことがあるので注意しましょう。

ネズミの侵入口や経路を見つける方法

ネズミが家屋に住み着くと、鳴き声や足音で気づきますが、繁殖してしまうと駆除が大変になります。

数が増えるまでにネズミの存在を発見することが大切です。

ネズミを早期発見するラットサインとは

ネズミが生息していると、何かしらのサインがあるものです。それを「ラットサイン」と呼びます。
次のような兆候があれば、ネズミが生息しているかも知れません。

  • 壁の一部が黒くなる
  • 小さな糞が落ちている
  • 床にシミができている
  • 床に小さな足跡がある

壁の一部が黒くなる

ネズミはすばしっこくて、うまく壁際を通って移動します。頭がいいので、以前通った道はよく覚えていて、「ここが安全」とわかると繰り返し移動する習性があります。

そのため、何度もネズミが通る場所は壁が黒ずんできます。

これが「ラットサイン」です。

小さな糞が落ちている

掃除するときによく床を見てみましょう。小さな糞が落ちていたら、ネズミがいるのかも知れません。

ただし、ネズミの種類によって糞の大きなが異なります。

例えばハツカネズミの糞は5~7mm程度でとても小さいです。よく見ないと気づかないでしょう。

一方、クマネズミの糞は1cm前後あり、細長い形をしています。ドブネズミの糞はさらに大きくて1~2cmほどもあります。

ペットの糞とは明らかに異なるため、ラットサインだとわかるでしょう。
もし見つけた場合は、素手で触れないように注意してください。ネズミの糞や尿から病原菌が感染する可能性があるので、ゴム手袋などを使って掃除することをおすすめします。

なお、ラットサインを業者に見てもらう場合は清掃せずにそのまま置いておき、早めに来てもらうといいでしょう。

床にシミができている

水がこぼれるような場所ではないところにシミができていると、ネズミの尿の跡かも知れません。

床に小さい足跡がある

ほこりっぽい床に小さな足跡があれば、ネズミがいる可能性があります。
また、ネズミがいるかどうかを見つける方法として、わざと小麦粉をまいておき、足跡を確認するという方法もあります。

ラットサインは写真を撮って証拠にする

ラットサインを見つけたらすぐに掃除したくなりますが、まずは落ち着いて写真を撮っておきましょう。

見つけたときの状況(物音がしたかどうか、壁や家具をかじった跡があるかどうか)などもメモに書いておきます。

その上で業者さんに相談すると、駆除がスムーズに進みます。

まとめ

ネズミは狭い場所でも侵入が可能で、高いところを好むクマネズミなどは屋根や天井から侵入することもあります。

また、ドブネズミは床下の湿気が多い場所や下水、配管などに潜んでいることもあるので油断ができません。

気がついたときにはネズミが繁殖して大変なことになるという場合もあります。

ネズミの気配を感じたらラットサインがないか確認してみましょう。ラットサインを見つけた場合は証拠写真を撮り、業者に相談するのがおすすめです。

なお、ネズミの糞尿は病原菌を媒介する危険性があるので素手で触らないようにしてください。

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