子どもが1歳半から2歳くらいになると「イヤイヤ期」にさしかかり、何かと反抗を始めます。
特に困るのが、何を作っても「イヤ!」と言って食べないことでしょう。
食べてくれないと健康面でも成長面でも心配になりますよね。
わが家も本当に大変でした。
そこで、私が悩んでいた時にやったことや先輩ママ・ママ友などに相談して教えてもらった方法などをご紹介します。
イヤイヤ期でご飯を食べないお子さまをお持ちの方に、少しでも参考になればうれしいです。
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イヤイヤ期は本当にご飯を食べず投げ散らかす
わが家の場合、ご飯食べなくなってきたな…
と初めて感じたのは、1歳後半あたり。
おやつの味を覚えた頃、堅いものが食べれるようになってきたころでした。
一人目の時は、育児書通りにしなきゃ!という気持ちが大きく、とても大変に感じていたと思います。
なぜか炭水化物(主食)が嫌いで、ご飯もパンもうどんも毎食ぶん投げられていました。
育児書通りにはいかない
それでも本にはバランスよくって書いてあるし、「なんとか食べさせなきゃ!」と思っていました。
その結果、お互いにご飯の時間が苦痛で苦痛で、毎日子どもと二人して泣いていました。
だってバランスよくあげないと栄養が偏るとか、成長がどうのって本に書いてあるから…
ちゃんと子供が食べれないのは私が悪いんだ。と思っていました。
初めての育児でわからないことばかりで、「お手本通りにしなきゃ」と思い込んでいたのですね。
イヤイヤ期でご飯を食べない子どもにおすすめの対策
そんなころに私がやったこと、先輩ママやママ友に聞いて実践したことをご紹介します。
お腹が空くように身体を動かす
食べない原因として、まずはお腹が空いていないことが考えられます。
お腹がペコペコになるように、とにかく身体を動かす遊びをやってみました。
特に外で遊ぶとお腹が空くので、食が進みやすくなります。
盛り付けを変える
容器を子どもが好きなキャラクターのものに変えたり、ケチャップなどで好きな絵を描いたり見た目や盛り付けを変えると興味を持ってくれました。
食べる場所を変える
お弁当に入れて公園で食べると、普段は食べないものも食べてくれました。
また、どこにも行かなくても、家の庭やベランダ、室内でも窓際で食べるなど場所を変えると食が進んだのでおすすめです。
人形やぬいぐるみに食べさせるマネをする
ママが人形やぬいぐるみに食べさせるマネをすると、「自分も~」と乗り出してきます。
また、「○○ちゃん(お人形)どうぞ!」「次は△△ちゃん(子どもの名前)どうぞ!」と交互に食べさせると乗ってくれました。
食事は楽しいものという雰囲気を作る
食べないとつい叱ってしまいますが、その空気がさらに「イヤイヤ」を加速させるようです。
なるべく楽しい雰囲気を作るために、食事に関する歌(おべんとうばこの歌やサンドイッチの歌など)を歌って楽しい空気を作るようにしました。
その日のメニューをおべんとうに入れるなど歌詞をアレンジすると興味を持ってくれますよ。
思い切って好きなものだけを与える
好きなものだけを出すのって、好き嫌いができるんじゃないか・・・と心配でした。
でも、保育園の先生に相談したら、
「まずは食べるようになることが大切だから、好きなものを出してあげてください」
と言われ、やってみました。
なぜかうちの子は「みそ汁」が好きだったので、いろんな具材でみそ汁を作ることに。
主食であるご飯は食べなくてもいいや
と思って、みそ汁の具を多めにしました。
さつまいもやじゃがいもなどは腹持ちがいいので、よく使っていました。
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イヤイヤ期でご飯を食べない子どもに対してやらない方がいいこと
逆に「これはやらない方がいい」ということを、経験からご紹介します。
子どもを叱りつけたり、ケンカしたりする
イヤイヤ期は子どもとの根くらべのようなところがあります。
子どももなかなかガンコなので、親はついカッとなって怒鳴ったり、叱ったり。
さらにはケンカになってしまう時もありました。
でも、それはさらに相手をガンコにさせるだけなんです
そのうち食べるようになる
先輩ママに聞いたら
「そのうち食べるよ」
「大きくなったら食べるようになるよ」
と教えていただきました。
それからは少し開き直って、おおらかな気持ちで接するようにしました。
いつの間にか、たくさん食べるようになりましたよ。
テレビや動画を見ながら食事をする
食事の時にテレビがついていたり、パソコンやタブレットで動画を見たりすると、どうしても気が散ってしまいます。
子どもは画面に集中してしまうので、「食べない」という態度に出ることがあります
食事中はテレビや動画は消しておきましょう。
「おばけが来るよ」「鬼が来るよ」と脅かす
「○○をしないとおばけが来るよ」とか「鬼が来るよ」
など脅かすのは恐怖心を植え付けることになるので控えたいですね。
変なトラウマになっても困るので、鬼が出るアプリなども使わないようにしました。
それよりも楽しい雰囲気作りの方がいいと思います。
イヤイヤ期でご飯を食べない!お菓子を欲しがる子の対策
ご飯は食べないけれど、お菓子は食べる
何を出しても「イヤ!」と首を横にするくせに、お菓子ばかり欲しがる
そんな悩みも多いですね。
そんな時の対策をご紹介します。
野菜を使ったお菓子を作る
ちょっと手間かも知れませんが、にんじんやかぼちゃ、サツマイモなどの野菜を使ったお菓子を作ると、喜んで食べてくれました。
甘さは控えめにしています。
こういった野菜素材のおやつを利用するのもいいですね。
キャロットケーキ
にんじんをすりおろして、ケーキの生地に混ぜ込んで焼きます。
ホットケーキミックスに混ぜて焼いたり、蒸したりしてもいいですね。
簡単にできるので、おすすめです。
スイートポテト
さつまいもをレンジでチンして、つぶして、牛乳・卵を入れて混ぜて形を作って焼きます。
アレルギーのあるお子さまは除去して挑戦してみてくださいね。
お菓子も出すけどご飯も食べると約束する
どうしても食事の前にお菓子を欲しがる場合は、少しだけ与えました。
そして、「お菓子もあげるけど、ご飯も食べようね」と約束して、少しでもご飯を食べたら思いっきりほめてあげます。
・約束を守れたこと
・ご飯を食べたこと
に対してほめると子どもはうれしくなって、次第に食べるようになりました。
まとめ
イヤイヤ期は個人差があるし、どの子も同じ方法で解決できるというものではないと思います。
それだけにあれこれと頭を抱えながら毎日の食事を考えることになりますが、経験からもやはり大きくなると少しずつ解消していきます。
それでも食の細い子はいますが、それはイヤイヤ期とは関係ないので食べる量だけにこだわらずに長い目で見てあげてくださいね。
少しでも楽しく親子で食事ができますように、少しでも参考になれば幸いです。
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