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暮らし

干支の置物は出しっぱなしでもいいの?いつまで置いておく?処分方法も解説

2023年10月15日

年末になると、次の年の干支の置物を出すという方が多いのではないでしょうか。
そんな時、次のようなお悩みはありませんか?

  • 干支の置物はいつまで飾るの?
  • 1年間出しっぱなしでもいいの?
  • 置く場所にルールはあるの?
  • 処分するにはどうすればいい?

新年を迎える時は、気持ちを新たにして干支の置物を飾りますが、次第にそこにあることを忘れてしまって、ホコリをかぶっている・・・というご家庭が多いかも知れませんね。

そこで、この記事では干支の置物を出す期間や置く場所、処分の方法などについてご説明しています。

【この記事でわかること】

  • 干支の置物を出す期間にルールはない
  • 出しっぱなしでもOK
  • 正月が過ぎたら片付けてもOK
  • 12年後の同じ干支の年にまた使ってもOK
  • 処分する場合はお焚き上げをしてもらうと良い
  • 家庭ゴミに出してもOK

では、詳しく解説していきます。
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干支の置物は出しっぱなしでもOK

「干支の置物はいつからいつまで飾りなさい」というルールはありません。

そのため、新年を迎える前に出して、次の干支の置物を出すまで出しっぱなしでも大丈夫です。

干支の置物を飾る意味

(画像引用元:楽天市場

そもそも干支の置物を飾るのは、「福を招くため」と言われています。
いわゆる「縁起物」という考え方ですね。

そのため、神社でいただくお札(ふだ)のような宗教的な意味はありません。

干支は古代中国で始まったもので、本来は星の動きを把握するために天体を12分割して漢字を当てはめたのが始まりと言われています。

次第に庶民にもわかりやすいように・・・と身近な動物の漢字を当てるようになりました。

お札やしめ縄と干支の置物の違い

神社でいただいたお札(ふだ)は、そこに神様がいらっしゃるという意味があります。

そのため、1年中神棚の中において、毎日礼拝をします。

一方、しめ縄新年を迎える際に「歳神様(としがみさま)」を迎えるために玄関に飾ります
歳神様は神社にいる神様とは異なり、お正月に山から家々に下りてくると考えられています。

そのため、しめ縄には歳神様をお迎えするために玄関を神聖な場所にする意味や、悪いものが入らないように結界(けっかい)と言ってバリアを張るような意味合いもあります。

それに対して干支の置物は「縁起物」でめでたいものではありますが、神棚のお札やしめ縄のような宗教的な意味はありません。

干支の置物を置く期間

干支の置物は縁起物という位置づけなので、飾る時期や期間は特に定めはありません

気持ちを新たに新年を迎えたいという人は大掃除が終わってから玄関や床の間に飾るといいでしょう。

そのまま1年中置いていてもいいですし、しめ縄を外すタイミングで干支の置物も片付けて構いません

送り干支という考え方も

茶道では「送り干支」と言って、その年の干支にちなんだ茶道具を使う習わしがあります。

こちらも宗教的な意味はなく、行く年の名残りを惜しむ気持ちの表れです。

「送り干支」という意味で、正月が過ぎて一度は片付けた干支の置物を、12月に「送り干支」としてもう一度飾るというご家庭もあります。

そして、大掃除が終わったら、次の年の干支の置物を飾るといいでしょう。

干支の置物はどこに置けばいい?

干支の置物を置く場所、これも特にルールはありません。

縁起物で幸運を招くという意味で、玄関に置く人が多いようです。

玄関には置き物を置くスペースがないご家庭では、リビングや神棚のある部屋、床の間などに置いてもいいでしょう。

干支の置物の処分方法

干支の置物は12年後にまた使いたい場合は、きれいにほこりを落として片付けておくといいでしょう。

処分する場合は、次の2つの方法があります。

  • 神社や寺院でお焚き上げをしてもらう
  • 家庭ゴミに出す

では、それぞれについてご説明していきます。

神社や寺院でお焚き上げをしてもらう

わざわざお焚き上げを頼まなくても、小正月(1月15日)の頃や節分(2月3日ごろ)に神社や寺院で「どんど焼き」という行事が行われます。

「どんど焼き」とは言わないところもありますが、この時に玄関から外したしめ縄などを持っていくと焼いて供養してくれます。

干支の置物もお焚き上げをしてもらうといいでしょう。

家庭ゴミに出す

ただし、干支の置物の材質によってはお焚き上げをしてもらえない場合があります。

また、近くでどんど焼きをやっているところがないとか、持参できないという場合は家庭ゴミとして出しても構いません。

その際は自治体のルールに沿って、分別して出すようにしましょう。

また、縁起物をゴミとして扱うことに抵抗を感じる人は、処分する前にきれいに拭いて、感謝の気持ちを伝えてから処分するといいでしょう。

まとめ

干支の置物には宗教的な意味はありません。

縁起物として新年を迎える際に飾ります。

そのため、置く期間や置き場所などにルールやマナーはありません。

1年間飾っておいても大丈夫ですし、正月が過ぎたら片付けても大丈夫です。

処分する場合は、神社や寺院で行う「どんど焼き」に出してお焚き上げをしてもらうといいでしょう。

それができない場合は自治体の家庭ゴミに出して処分します。

その際は材質をよく見て分別するようにしましょう。

特にゴミとして処分しても「罰が当たる」ということはないので、安心してくださいね。

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