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暮らし

国税庁や税務署からのニセメールに注意!見分け方と対策を徹底解説

私はGoogleのGメールをメインで使用しています。
ある日、迷惑メールに「税務署からのお知らせ」というメールが届いていました。

発信元のメールアドレスは
account-update@philfriedlandcpa.com
です。

何か大事なお知らせなのか・・・と思いましたが、

  • 迷惑メールのフォルダに入っていたこと
  • ウイルス対策ソフトが「フィッシング詐欺の可能性がある」と知らせてくれたこと

などから、添付のURLは開かずに済みました。

結論から言うと、これは税務署を装った偽メールでした。

この記事では、どんな内容のメールが来たのか、偽物のメールの見分け方や注意点、対策などをまとめました。

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税務署や国税庁からの偽メールは見分けが難しい!?

今回届いたメールは、次の3点がいかにも公的な機関が書いたような内容です。

  • メールのタイトル
  • メールの本文
  • 発行元の表記

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

メールのタイトル

メールのタイトルは、次のようなものでした。

税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ】

確かに私は確定申告をe-Taxを使って行っています。

少しですが還付金もあります。

そのため、このメールタイトルなら信用してしまうかも知れませんね。

メールの本文

次にメールの本文ですが、次のような内容でした。

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。

税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。

E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けていますこのメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウントをご登録ください。

◯ 注意事項
以下のリンクから案内に従ってE-tax個人アカウントの登録を行ってください。
案内メールの有効期限は09月30日となりますので、有効期限内に確認を行ってください。

▼e-Taxホームページでご確認してください(←ここがリンクになっている)

※本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。

素人には令和6年に税制改正などがあったかどうかはわかりません。

そのため、ついうっかり専用リンクをクリックしてしまうかも知れません。

メールの本文には、専用リンクのURLに誘導する内容がありました。

ただ、文中のe-Taxが、E-taxになっている部分があるなど不自然なところが目につきます。

メールの発信元の表記

メールの発信元の表記が国税庁のサイトとそっくりです。

今回のメールの最後にある発信元の表記(クレジットと言うのでしょうか?)はこちらです。

一方、国税庁のサイトにある文言がこちらです

この2つを比較してみるとどちらも同じ、以下のような文字列になっています。

国税庁     Copyright c NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
発行元:国税庁 Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.

ほぼ同じで、これでは見分けがつきません。

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税務署や国税庁のメールが偽物だと判断するには

税務署や国税庁からのメールが本物かどうかを判断するには、次の2点を確認するといいでしょう。

  1. メールアドレス
  2. メール本文にURLの記載があるかどうか

e-TAXからのメールアドレス

国税庁からe-TAXに関して送信されるメールのアドレスは

送信元表記:e-Tax(国税電子申告・納税システム)info@e-tax.nta.go.jp

だけです。

これ以外のアドレスからメールが届くことはありません。

これは国税庁のサイトにはっきり明記されています。

 

しかし、今回送られてきたメールの発信元は

account-update@philfriedlandcpa.com

というアドレスでした。

これは明らかに偽物だという証拠になります。

メール本文にURLの記載がある

また、国税庁からのメールには、原則としてURLが記載されていません。

e-Taxから送信するメールは、「(2) 「税務署からのお知らせ」等のメールの種類」のとおり定型の文面であり、原則としてメール本文内にURLを記載していません(※)。

しかし、今回送られてきたメールには「URL」の記載があり、そこをクリックしてe-TAXの個人アカウントの登録を完了するように誘導しています。

これも明らかに偽物メールであることがわかります。

もしこういったメールが届いた場合は、開いたり、URLをクリックしたりせずに削除してしまいましょう。

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偽物のメール対策

対策としては、ウイルス対策ソフトを導入しておくのがおすすめです。

私も今回のメールは、ウイルス対策ソフトが「フィッシング詐欺の可能性がある」と知らせてくれました。

私が使っているウイルス対策ソフトは3年ごとに更新を迎えるタイプで、定期的に更新する必要があります。

しかし、こちらのウイルス対策ソフトはPC1台ごとに導入するものですが、更新なしで、一度買ったらずっと使えるのでコスパ的におすすめですよ

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まとめ

この記事では、国税庁を名乗った偽メールの内容や見分け方、対策などについてご紹介しました。

  • 国税庁(e-Tax)からのメールはinfo@e-tax.nta.go.jpだけである
  • メール内にURLを記載することはない
  • ウイルス対策ソフトを導入することで対策ができる

本物そっくりのメールが届くことがありますが、よく見れば怪しい点が多々あります。

まずは公式サイトを確認し、むやみにURLをクリックしないように気をつけましょう。

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