一般社団法人 日本ナニー協会 - nanny と ナニー


nanny の語源について
 
 ---【ベビーシッター】----------------------------------------
   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
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ベビーシッターとは、母親に成り代わって新生児の世話をする人。イギリスのビクトリア朝の裕福な家庭では、新生児の育児係の若い女の子を雇う習慣が広くいきわたり、そういう女性をナース、もしくはチャイルド・ナースと呼んだ。チャイルドがついたのは、病人の看護をするナースと区別するため。ウェット・ナース、ドライ・ナースと使い分ける場合もある。
ウェットが、新生児の世話をするナースである。おしめやミルクなど、濡れたものに触れる機会が多いため。

これらのナースという英語表現は、フローレンス・ナイチンゲールが近代看護の看護学校を立ち上げる以前から使用されていたもので「看護師」とそのままに訳してしまうと誤解を招く。

上記のナースは、しばしば上流階級の家庭に住み込みで働いたものである。

のち、ナニーと呼ばれるイギリス独自のベビーシッターの職業が定着し、その養成校(ノーランドカレッジ)も登場する。看護師、保育士の専門教育が始まる時期と相前後しており、相互に刺激しあいながら教育カリキュラムが作られていった。 単なる小遣い稼ぎに数時間、近所の女の子が夜やってきて、両親の外出中、幼児を見ていてくれるのとは、かなり違ったものである。

日本でも近年は、ポピンズ・コーポレーションなどが、イギリスのナニー(en:Nanny)をお手本に教育ベビーシッターの養成コースなどを立ち上げた。ポピンズナニースクールと呼ばれている。これは、イギリスのナニーの養成課程を手本にしたものである。それ以前は、ベビーシッター派遣業種では、看護師、保育士、教員の免許をもち、それぞれの職業の、経験年数のある人を採用していた、という経緯がある。

また、近年では社会情勢の要求により、音楽や体育などの特殊家庭教師と、従来のベビーシッターの業務を兼務する形で、新たなサービスを展開する業者や、徒歩や公共交通機関を利用した送迎サービスをベビーシッターの業務とともに行う業者など、サービスの多様化がみられる。

[nanny] と[ナニー]

以上が、nanny の語源と歴史的背景を説明する代表的な文章ですが、日本で用いられる「ナニー」という言葉には、多分にnanny の要素を意識しつつも、統一した明確な解釈や定義が、(日本社会では)未だに根付いておらず、育児業界の“関連業者”等々が、銘々勝手な解釈で用いているのが、残念ながら、今の(日本の)現状です。

日本ナニー協会では、今後、こういった現状を整理しつつ、日本ならではのナニー(nanny)の定義、社会的使命、模範とすべき水準、格付けの基準、等々について、広く「専門家」の意見を募り、日本統一規格としての“あるべきナニーの姿(イメージ)”を提起していきたいと考えています。